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VRChat モード概要

OpenForge MCP の VRChat モードは、VRChat のワールド制作とアバター編集に特化したツールセットを提供する専用モードです。通常の Unity 汎用ツールに加えて、VRChat SDK、Modular Avatar、FaceEmo、PhysBone といった VRChat 固有の機能を自然言語で操作できるようになります。

なぜ VRChat モードが必要か

VRChat のコンテンツ制作には、Unity の基本操作だけでなく VRChat SDK の独自コンポーネントや、Modular Avatar などのコミュニティツールの知識が必要です。Full モードではすべてのツールが公開されるため、VRChat に関係のないツール(Godot 関連、Blender 専用機能など)がコンテキストを圧迫してしまいます。

VRChat モードでは、VRChat 制作に必要なツールだけを厳選して公開することで、AI の判断精度を高め、トークン消費を抑えます。

セットアップ

VRChat モードのセットアップは 1 コマンドで完了します。

npx openforge-mcp setup --mode vrchat

このコマンドは以下を実行します。

  1. OpenForge MCP の設定ファイルにモード情報を書き込む
  2. VRChat 関連ツールのみを公開するように構成する
  3. AI クライアントの設定ファイル(claude_desktop_config.json など)を更新する
既存プロジェクトへの適用

既に OpenForge MCP を使用しているプロジェクトでも、上記コマンドを再実行することでモードを切り替えられます。既存の設定はバックアップされます。

含まれるツール一覧

VRChat モードで利用できるツールをカテゴリ別に示します。

シーン・オブジェクト操作

ツール名説明
create_gameobjectGameObject の作成
set_transform位置・回転・スケールの設定
set_materialマテリアルの設定
create_materialマテリアルの作成
take_screenshotスクリーンショットの撮影
create_lightライトの配置
set_skyboxスカイボックスの設定

VRChat ワールド

ツール名説明
setup_vrc_worldVRC Scene Descriptor の設定
add_spawn_pointスポーンポイントの追加
add_vrc_mirrorミラーの配置
add_vrc_chair椅子(座れるオブジェクト)の追加
add_vrc_pickup持てるオブジェクトの追加
add_vrc_video_playerビデオプレイヤーの配置
add_vrc_portalポータルの作成
validate_for_uploadアップロード前の検証

VRChat アバター

ツール名説明
setup_vrc_avatarVRC Avatar Descriptor の設定
set_viewpointビューポイントの設定
check_avatar_rankパフォーマンスランクの確認
suggest_optimizations最適化の提案
auto_optimize_avatar自動最適化
compare_before_after最適化前後の比較

Modular Avatar(衣装着せ替え)

ツール名説明
auto_setup_outfit衣装の自動セットアップ
add_ma_merge_armatureMA Merge Armature の追加
add_ma_bone_proxyMA Bone Proxy の追加
add_ma_toggleON/OFF トグルの設定
add_ma_blendshape_syncBlendShape の同期設定

FaceEmo(表情)

ツール名説明
auto_detect_blendshapesBlendShape の自動検出
create_expression_preset表情プリセットの作成
add_expressionカスタム表情の追加
add_gesture_expressionジェスチャーへの表情割り当て

PhysBone(揺れ骨)

ツール名説明
setup_hair_physbone髪の PhysBone 設定
setup_skirt_physboneスカートの PhysBone 設定
setup_tail_physboneしっぽの PhysBone 設定
setup_accessory_physboneアクセサリーの PhysBone 設定
configure_physbonePhysBone パラメータの個別設定
add_physbone_colliderPhysBone コライダーの追加

テクスチャ編集

ツール名説明
adjust_hsv色相・彩度・明度の調整
apply_gradientグラデーションの適用
generate_patternパターンの生成
overlay_decalデカールの合成
swap_color色の置換
batch_recolor一括カラー変更
export_textureテクスチャの書き出し

Full モードとの違い

項目Full モードVRChat モード
公開ツール数100 以上約 50
Blender ツールすべてクロスアプリ連携のみ
Godot ツールすべてなし
VRChat 専用ツールありあり
Modular Avatarありあり
FaceEmoありあり
PhysBone 専用ツールありあり
テクスチャ編集ありあり
トークン消費

VRChat モードでは、VRChat 制作に不要なツール(Godot 関連、Blender 専用のモデリングツールなど)を除外しています。ただし、Blender とのクロスアプリ連携(ポリゴン削減など)は利用可能です。

対応 VRChat SDK バージョン

SDK対応バージョン
VRChat SDK - Worlds3.5.x 以降
VRChat SDK - Avatars3.5.x 以降
SDK のバージョンについて

VRChat SDK は頻繁にアップデートされます。OpenForge MCP は最新の安定版 SDK に追従していますが、SDK のベータ版には対応していない場合があります。問題が発生した場合は、VRChat Creator Companion (VCC) で最新の安定版に更新してください。

推奨 Unity バージョン

Unity 2022.3.22f1 LTS を使用してください。

VRChat は使用可能な Unity バージョンを厳密に指定しています。指定外のバージョンではビルドエラーやアップロード失敗が発生する可能性があります。VRChat Creator Companion (VCC) からプロジェクトを作成すると、自動的に正しいバージョンが選択されます。

Unity バージョンの確認方法

Unity Hub のインストール一覧で、プロジェクトに紐づいている Unity バージョンを確認できます。VCC 経由で作成したプロジェクトであれば、通常は正しいバージョンが設定されています。

次のステップ

VRChat モードのセットアップが完了したら、以下のガイドに進んでください。