ツールモード
OpenForge MCP は 3 つのツールモードを提供しており、使用する AI クライアントやモデルの能力に応じて最適なモードを選択できます。
モード一覧
| モード | 公開ツール数 | トークン消費 | 推奨環境 |
|---|---|---|---|
| Full | すべてのツール(100以上) | 大 | 大規模モデル向け、デバッグ用途 |
| Essential | 主要ツールのみ(約20) | 中 | バランス重視の利用 |
| Dynamic(既定) | 3 メタツール | 小 | 通常利用、ローカル LLM |
Full モード
すべてのツールを AI クライアントに直接公開します。AI はツール一覧からそのまま選択して呼び出せるため、最もシンプルな動作です。
メリット:
- ツールの呼び出しが 1 ステップで完了する
- AI がすべてのツールとパラメータを事前に把握できる
デメリット:
- 毎回のリクエストで大量のトークンを消費する
- ローカル LLM ではコンテキストウィンドウを圧迫する
推奨ケース:
- API 利用料金を気にしない場合
- すべてのツールを頻繁に使う開発作業
Essential モード
よく使われる主要ツールだけを公開します。シーン操作、オブジェクト作成、マテリアル設定、スクリーンショットなど、日常的な作業に必要なツールが含まれます。
メリット:
- トークン消費と利便性のバランスが良い
- 多くのユースケースをカバーできる
デメリット:
- 高度なツール(NavMesh、VFX、Terrain など)は直接呼び出せない
推奨ケース:
- 基本的なシーン構築やモデリング作業
- トークン消費をある程度抑えたい場合
Dynamic モード(既定)
3 つのメタツール(list_tools、get_tool_schema、call_tool)だけを公開します。AI は必要に応じてツール情報を取得し、動的にツールを呼び出します。
メリット:
- トークン消費が最小
- ツール数が増えてもコンテキストサイズが変わらない
- ローカル LLM でも快適に動作する
デメリット:
- ツール呼び出しに 2〜3 ステップ必要(一覧取得 → スキーマ取得 → 実行)
- AI がメタツールの使い方を理解する必要がある
推奨ケース:
- 通常の利用(既定モード)
- ローカル LLM を使用する場合
- API コストを最適化したい場合
モードの切り替え方法
環境変数で指定
# Dynamic モード(既定)
export OPENFORGE_TOOL_MODE=dynamic
# Essential モード
export OPENFORGE_TOOL_MODE=essential
# Full モード
export OPENFORGE_TOOL_MODE=full
AI クライアントの設定ファイルで指定
Claude Desktop の claude_desktop_config.json の場合:
{
"mcpServers": {
"openforge": {
"command": "uvx",
"args": ["openforge-mcp"],
"env": {
"OPENFORGE_TOOL_MODE": "essential"
}
}
}
}
起動引数で指定
uvx openforge-mcp --tool-mode essential
ローカル LLM での利用
ローカル LLM を使用する場合、コンテキストウィンドウが限られるため Dynamic モード を強く推奨します。
LM Studio での設定
- LM Studio を起動し、MCP 対応モデルをロードする
- OpenForge MCP サーバーを HTTP モードで起動する
uvx openforge-mcp --transport http --port 8080
- LM Studio の MCP 設定で、サーバー URL を指定する
http://localhost:8080
Ollama での設定
- Ollama で MCP 対応モデルを起動する
ollama run qwen3
-
MCP クライアント経由で OpenForge MCP に接続する。Ollama 単体では MCP を直接サポートしていないため、MCP 対応のクライアントアプリケーション(例: Open WebUI など)を併用します。
-
OpenForge MCP を HTTP モードで起動する
uvx openforge-mcp --transport http --port 8080
ローカル LLM 向けのヒント
- Dynamic モード を使用して、トークン消費を最小化する
- コンテキストウィンドウが小さいモデルでは、一度に多くのツールを連続呼び出しせず、1 つずつ実行する
- スクリーンショット機能はマルチモーダル対応モデルで特に有効